みずほ証券
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TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は4,491円、比較基準株価は2,414円です。
プレミアムは+86.04%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2026/05/18 - 2026/06/29、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2026-06-30の「その他の関係会社である大同特殊鋼株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」です。
大同特殊鋼による東北特殊鋼TOBは、1株4,491円という直前終値比95.01%の高い価格で、持分法適用関連会社を連結子会社へ移した案件である。1,753,204株を取得し、2026年7月6日の決済後に直接57.93%を保有した。もっとも、7月18日時点で確定しているのはTOBと連結子会社化までであり、株式併合や残存株主からの自己株式取得を終えた完全子会社化とは区別する必要がある。
f047-transaction 確認済み 大同特殊鋼は、持分法適用関連会社だった東北特殊鋼を完全子会社化する目的でTOBを実施した。開始時の保有は2,549,500株、所有割合34.32%で、東北特殊鋼取締役会はTOBに賛同し、一般株主へ応募を推奨した。
f047-terms 確認済み 買付価格は普通株式1株4,491円、期間は2026年5月18日から6月29日までの31営業日だった。買付予定数は1,936,059株で、上限も下限も設けず、応募された全株式を買い付ける条件だった。
f047-structure 確認済み 岡谷鋼機、東京窯業及び光通信グループは合計2,942,200株、所有割合39.61%をTOBに応募しない契約を結んだ。大同特殊鋼の既保有分と合わせて73.93%を確保する設計であったため、TOBには下限を置かず、少数株主を株式併合で排除した後に残存株主から自己株式を取得する段階取引が計画された。
f047-result 確認済み 応募株式数と買付株式数はいずれも1,753,204株だった。決済開始日は2026年7月6日で、決済後の大同特殊鋼の直接所有割合は57.93%、特別関係者の所有割合は39.61%となり、東北特殊鋼は同日付で大同特殊鋼の連結子会社となった。
f047-premium 確認済み 4,491円は公表前営業日2026年5月14日終値2,303円に95.01%、1か月平均2,269円に97.93%、3か月平均2,246円に99.96%、6か月平均2,183円に105.73%のプレミアムだった。
f047-valuations 確認済み 大同特殊鋼側のみずほ証券によるDCF法の株式価値は1株3,354~4,549円、東北特殊鋼側の山田コンサルティンググループによるDCF法は3,890~4,654円だった。4,491円は双方のDCFレンジ内で、対象会社側レンジの上限を163円下回る。
f047-business-rationale 確認済み 大同特殊鋼と東北特殊鋼は、自動車電動化に伴う内燃機関需要の減少へ対応し、東北特殊鋼の軟磁性材料や磁歪クラッド材等をEV・非自動車用途へ広げる方針を示した。共同での材料開発、二次加工工程の移管、生産ノウハウの共有及び大同特殊鋼の国内外販売網の活用が想定されている。
f047-residual-acquisition 確認済み 株式併合後の残存株主向け自己株式取得価格は、併合前1株換算でHTIO3,990円、岡谷鋼機3,708円、東京窯業3,685円を予定する。各社の税引後手取りがTOB応募時と実質的に同等となるよう税率差を反映した設計で、2026年10月上旬頃の現物配当・併合後に実施する計画である。
f047-current-status 確認済み 2026年7月18日時点でTOB、決済及び連結子会社化は完了している。一方、少数株主のスクイーズアウト、光通信グループ内の現物配当、残存株主からの自己株式取得及び大同特殊鋼による完全子会社化は、開始資料で示した後続手続であり、確認した結果資料だけでは完了を確認できない。
本件は一般株主からの取得だけで完結しない。大同特殊鋼が34.32%、不応募合意株主が39.61%を持つため、両者だけで73.93%を確保し、株式併合を可決できる構造を先に作った。下限を置かなかったのは成立確率が低いからではなく、不応募株主をいったん残して税務上異なる方法で退出させる段階設計だったためである。
TOBで応募された1,753,204株は最大予定数1,936,059株の約90.6%に相当する。直接持分は57.93%へ上昇し、経営支配と連結化は達成したが、特別関係者39.61%が残る。したがって、応募率の高さだけをもって全株取得済みと表示すると、現在の資本関係と将来の100%化を誤認させる。
産業面の狙いは、内燃機関向け特殊鋼需要が縮むなかで、東北特殊鋼の軟磁性材料・高機能材料をEVや非自動車用途へ転換することにある。材料開発、二次加工、生産ノウハウ、販売網を一体で動かせれば、単なる親子上場解消より大きな効果が見込める。統合後はEV・非自動車売上比率、新製品認定件数、二次加工移管量、設備稼働率を確認したい。
実行上の弱点は、技術シナジーの成果が顧客認定と量産採用まで時間を要する点である。特殊鋼は品質保証と長期評価が重要で、開発テーマの共有だけでは利益にならない。電動化による既存製品の減少速度が新用途の立ち上がりを上回る可能性もあるため、売上構成、研究開発費、歩留まり、受注残、利益率を継続して比較する必要がある。
4,491円は直前終値と各期間平均に対して約95~106%上乗せされ、買付者側DCFレンジ上限4,549円に近く、対象会社側上限4,654円との差も163円にとどまる。高いプレミアムは一般株主の現金退出を強く後押しした。一方、DCF上限を超える価格ではないため、電動化向け材料が想定を上回る場合の成長価値まで完全に先払いしたとまでは断定できない。
一般株主は4,491円で現金化し、不応募株主は株式併合後の自己株式取得へ進む。自己株式取得価格は4,491円より低いが、法人税制を踏まえ税引後手取りを同等にする考え方である。形式上の単価差だけで有利不利を判断せず、一般株主向け価格、各残存株主の税務設計、後続手続の完了時期を分けて読む必要がある。
TOBの結果は成立・決済済みで、大同特殊鋼による経営支配と連結子会社化は達成された。次の判定点は株式併合の承認・効力発生、予定された現物配当、残存株主からの自己株式取得である。これらが計画どおり完了して初めて完全子会社化の全工程が完了する。7月18日時点では「連結子会社化済み、完全子会社化手続中」が最も正確な状態表現となる。
確認した一次資料ではTOB結果と7月6日の子会社化までは確定しているが、その後の臨時株主総会、上場廃止、株式併合、現物配当及び自己株式取得の実施結果は確定できない。これらの延期・条件変更は完全子会社化の進捗評価を変える。事業シナジーについても定量目標が限られるため、統合後のEV・非自動車売上、新規採用、利益率及び投資額の開示が出るまで実現度を断定できない。
本件は一般株主からの取得だけで完結しない。大同特殊鋼が34.32%、不応募合意株主が39.61%を持つため、両者だけで73.93%を確保し、株式併合を可決できる構造を先に作った。下限を置かなかったのは成立確率が低いからではなく、不応募株主をいったん残して税務上異なる方法で退出させる段階設計だったためである。
TOBで応募された1,753,204株は最大予定数1,936,059株の約90.6%に相当する。直接持分は57.93%へ上昇し、経営支配と連結化は達成したが、特別関係者39.61%が残る。したがって、応募率の高さだけをもって全株取得済みと表示すると、現在の資本関係と将来の100%化を誤認させる。
産業面の狙いは、内燃機関向け特殊鋼需要が縮むなかで、東北特殊鋼の軟磁性材料・高機能材料をEVや非自動車用途へ転換することにある。材料開発、二次加工、生産ノウハウ、販売網を一体で動かせれば、単なる親子上場解消より大きな効果が見込める。統合後はEV・非自動車売上比率、新製品認定件数、二次加工移管量、設備稼働率を確認したい。
実行上の弱点は、技術シナジーの成果が顧客認定と量産採用まで時間を要する点である。特殊鋼は品質保証と長期評価が重要で、開発テーマの共有だけでは利益にならない。電動化による既存製品の減少速度が新用途の立ち上がりを上回る可能性もあるため、売上構成、研究開発費、歩留まり、受注残、利益率を継続して比較する必要がある。
4,491円は直前終値と各期間平均に対して約95~106%上乗せされ、買付者側DCFレンジ上限4,549円に近く、対象会社側上限4,654円との差も163円にとどまる。高いプレミアムは一般株主の現金退出を強く後押しした。一方、DCF上限を超える価格ではないため、電動化向け材料が想定を上回る場合の成長価値まで完全に先払いしたとまでは断定できない。
一般株主は4,491円で現金化し、不応募株主は株式併合後の自己株式取得へ進む。自己株式取得価格は4,491円より低いが、法人税制を踏まえ税引後手取りを同等にする考え方である。形式上の単価差だけで有利不利を判断せず、一般株主向け価格、各残存株主の税務設計、後続手続の完了時期を分けて読む必要がある。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-18です。
開始種別開始
案件区分tob
スケジュール終了
応募期間2026-05-18 - 2026-06-29
イベント数2
上場・手続き上場廃止見込み
100株損益207,700円
3か月プレミアム+99.96%