東海東京証券
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検証済みTOB事例
サニーサイドアップグループ案件は、アカツキが1株1,320円で支配権を取得し、現金TOB、株式併合、創業者側NFとの株式交換を連ねる経営統合である。アカツキはTOB前0株から9,355,136株、63.16%を直接保有し、NFは4,322,880株、29.19%を直接保持する。NF残存分はアカツキ株ではない。2026年7月18日時点でTOB決済は完了した一方、8月28日の株主総会、9月16日の上場廃止、18日の併合、さらにNFへアカツキ株を渡す交換は全て将来であり、アカツキの完全所有はまだ成立していない。
TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は1,320円、比較基準株価は1,047円です。
プレミアムは+26.07%で、分類は標準的プレミアムです。
公開買付期間は2026/05/14 - 2026/06/24、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2026-06-25の「株式会社アカツキによる当社との経営統合に向けた当社株券等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」です。
サニーサイドアップグループ案件は、アカツキが1株1,320円で支配権を取得し、現金TOB、株式併合、創業者側NFとの株式交換を連ねる経営統合である。アカツキはTOB前0株から9,355,136株、63.16%を直接保有し、NFは4,322,880株、29.19%を直接保持する。NF残存分はアカツキ株ではない。2026年7月18日時点でTOB決済は完了した一方、8月28日の株主総会、9月16日の上場廃止、18日の併合、さらにNFへアカツキ株を渡す交換は全て将来であり、アカツキの完全所有はまだ成立していない。
f040-transaction 確認済み アカツキはサニーサイドアップグループ(SSUG)との経営統合を目的に、SSUG株式と新株予約権を取得するTOBを実施した。開始時点でアカツキのSSUG株式・新株予約権の直接保有は0だった。本件は法的なMBOには該当しないと整理されたが、創業者次原悦子氏が統合後も経営と株主価値へ参加するため、MBO等に準じた利益相反管理が採用された。
f040-terms 確認済み 普通株式の買付価格は1株1,320円、第8回新株予約権は1個65,900円、期間は2026年5月14日から6月24日までの30営業日だった。買付予定数10,594,564株、下限5,551,400株で上限はなく、下限以上なら応募株券等を全て買い付ける条件とされた。決済開始日は7月1日だった。
f040-founder-structure 確認済み 次原氏が全議決権を持つ資産管理会社ネクストフィールド(NF)は開始前に5,472,000株、36.94%を直接保有した。NFは1,149,120株をTOBへ応募し、4,322,880株、29.19%を不応募株式として保持した。残存分はNF自身の直接保有であり、アカツキの取得株式や直接保有へ合算しない。
f040-business 確認済み SSUGはブランドコミュニケーション、フードブランディング、ビジネスディベロップメントを展開し、PR、スポーツ・ライフスタイル領域の企画、商品企画「Happyくじ」等を手掛ける。アカツキはゲーム・コミック、エンタメ・ライフスタイル、AI・DXソリューションを持ち、デジタルIP開発と投資・技術人材を蓄積してきた。
f040-rationale 確認済み 統合構想は、アカツキのゲーム・コミック、IPホルダー網、デジタル開発、グローバルEC、資金力と、SSUGのPR、ブランド設計、リアルイベント、顧客網を組み合わせるものだ。Happyくじの商品・IP拡充、国内外の販売、IP・ブランドの一体プロデュースに加え、データ・AI・セキュリティ人材、共通システム、管理機能を使ったDXを掲げる。
f040-negotiation 確認済み アカツキの2026年4月1日の初回提案は1,200円だった。SSUGと特別委員会の増額要請に対し1,260円、1,290円、1,295円、再度1,295円、最終的に1,320円へ引き上げ、5月7日に最終提示、5月12日に対象会社側が受諾した。対象会社側は各段階でシナジー価値の一般株主への分配を求めた。
f040-price-valuation 確認済み 1,320円は公表前営業日2026年5月12日終値1,057円に24.88%、1か月平均957円に37.93%、3か月平均954円に38.36%、6か月平均913円に44.58%のプレミアムだった。対象会社側EYSCの算定は市場株価法913~1,057円、類似会社比準法1,074~1,142円、DCF法1,313~1,933円で、1,320円はDCF下限を7円上回る。対象会社も買付者もフェアネス・オピニオンを取得していない。
f040-result-ownership 確認済み TOBには普通株式9,355,136株と第8回新株予約権1,061個の全てが応募され、下限を上回ったため全て取得された。7月1日の決済後、アカツキの普通株式直接保有は9,355,136株、63.16%となり、NFの直接保有は4,322,880株、29.19%となった。両者は別法人の直接保有で、92.35%をアカツキ単独の持分と表示しない。
f040-two-step 確認済み TOB後は株主をアカツキとNFだけにする株式併合を行い、その後、アカツキを完全親会社、SSUGを完全子会社とする株式交換でNFへアカツキ株式を交付し、アカツキをSSUGの唯一の株主とする計画である。交換比率は1,320円を分子、効力日前の合意期間におけるアカツキ平均株価を分母とする算式を基礎に最終契約で決め、遅くとも2026年12月末までの実現へ協力すると合意した。
f040-governance 確認済み 株式交換後、アカツキは商号を「株式会社サニーズホールディングス(仮称)」へ変更し、アカツキの香田哲朗氏とSSUG創業者の次原氏による共同代表体制を目指す。SSUGの自立性と企業文化を尊重しつつ、管理部門を段階的に統合する方針であるが、正式な商号、役員就任、NFのアカツキ持分は将来手続に依存する。
f040-current-status 確認済み SSUG取締役会は2026年7月17日に1,440,960株を1株とする株式併合を臨時株主総会へ付議すると決めた。7月18日時点で、臨時株主総会は8月28日、最終売買日は9月15日、上場廃止は9月16日、併合効力発生は9月18日の予定で、いずれも未到来である。端数代金支払いは12月下旬の見込みで、株式交換契約・比率も未確定である。
SSUGの強みは企業・商品・スポーツ・食を社会へ伝えるPRと、リアルな話題・体験を設計するネットワークにある。アカツキはゲームやコミックでデジタルIPを育て、投資、技術、海外展開を組み立ててきた。両社は既にPR委託やHappyくじで協業しており、買収理由は未知の組み合わせを試すことより、点在するIP、商品、イベント、EC、ファンデータを一つの収益設計へ拡張することにある。
構造上の特徴は創業者側が現金で完全退出しないことだ。NFは5,472,000株のうち約21%だけを応募し、4,322,880株を残した。株式併合で一般株主を退出させた後、そのNF持分を株式交換でアカツキ株へ変え、次原氏が統合持株会社の共同代表として価値向上へ参加する。一般株主の対価は確定現金1,320円、NFの対価は将来のアカツキ株であり、受取資産とリスク期間が異なる。
最も具体的な成長経路は、Happyくじや販促商品の取扱IPを増やし、アカツキのデジタル制作・海外ECとSSUGのリアル販促・PRを同じ企画で回すことである。ゲームやコミックで得たファン理解を商品、イベント、企業ブランドへ展開し、SSUGの顧客案件を単発広報から長期的なIP・ブランド運営へ広げられれば、双方の既存売上を横につなげられる。ただし権利元との契約、在庫、流行変動、海外物流が増えるため、規模拡大が利益率向上へ直結するとは限らない。
もう一つの柱はAI・DXとコーポレート機能だ。提案資料、メディア分析、顧客・販売データ、セキュリティ、共通システムへアカツキ人材を投入すれば、SSUGの属人的な企画力を再利用可能な業務資産へ変えられる可能性がある。反面、PR会社の価値は文脈判断、人間関係、現場対応にも依存する。ゲーム会社型の数値管理やシステム統一を急ぐと、SSUGの自律性と顧客対応を傷つけるため、共同代表制が意思決定の補完になるか停滞要因になるかを検証すべきである。
1,320円は直前終値に24.88%、中期平均には約38~45%のプレミアムで、初回1,200円から120円引き上げられた。しかしEYSCのDCF1,313~1,933円では下限をわずか7円上回るだけで、中央値1,623円を303円下回る。市場株価法と類似会社比準法の上限は超えるものの、成長計画を織り込む評価では低位にある。双方がフェアネス・オピニオンを取得していないことも踏まえると、現金化の確実性はあるが、統合シナジーの一般株主への配分が十分だったかには検討余地が残る。
一般株主はTOBまたは株式併合の端数処理で1株1,320円を受け取る。NFは1,149,120株を同価格で売る一方、4,322,880株を残し、将来はアカツキ株へ交換して統合後の上昇・下落を負う。交換比率は1,320円を基礎とするが、アカツキ平均株価と希薄化上限の協議に左右され、7月18日時点では確定していない。この非対称性は経営継続の動機を作る反面、現金退出する株主と創業者側で将来価値への参加機会が異なるため、独立委員会と交渉過程の評価が重要になる。
普通株式9,355,136株と新株予約権1,061個の応募で下限を超え、アカツキは63.16%を直接保有する親会社となった。NF29.19%と合わせれば株式併合議案を進められる構成だが、この合計は議案支持の経済的基盤を示すだけで、アカツキ単独持分ではない。7月17日に併合日程が具体化したものの、株主総会承認、上場廃止、併合、交換契約はいずれも未完了である。現段階の結論は「支配権取得と二段階目の取締役会決議まで完了、法的な完全統合は進行中」となる。
2026年7月18日を基準にすると、8月28日の臨時株主総会の採決、9月16日の上場廃止、18日の株式併合、12月下旬の端数代金交付は未確認である。株式交換比率の最終値、希薄化上限、NFが取得するアカツキ株数、商号変更、香田氏・次原氏の共同代表就任も契約・機関決定を待つ。統合後のIP別売上、Happyくじの在庫回転、海外EC、AI導入費、重複コスト、文化統合のKPIは開示されておらず、DCF上限までの価値を実現できるかは追跡資料なしに判断できない。
SSUGの強みは企業・商品・スポーツ・食を社会へ伝えるPRと、リアルな話題・体験を設計するネットワークにある。アカツキはゲームやコミックでデジタルIPを育て、投資、技術、海外展開を組み立ててきた。両社は既にPR委託やHappyくじで協業しており、買収理由は未知の組み合わせを試すことより、点在するIP、商品、イベント、EC、ファンデータを一つの収益設計へ拡張することにある。
構造上の特徴は創業者側が現金で完全退出しないことだ。NFは5,472,000株のうち約21%だけを応募し、4,322,880株を残した。株式併合で一般株主を退出させた後、そのNF持分を株式交換でアカツキ株へ変え、次原氏が統合持株会社の共同代表として価値向上へ参加する。一般株主の対価は確定現金1,320円、NFの対価は将来のアカツキ株であり、受取資産とリスク期間が異なる。
最も具体的な成長経路は、Happyくじや販促商品の取扱IPを増やし、アカツキのデジタル制作・海外ECとSSUGのリアル販促・PRを同じ企画で回すことである。ゲームやコミックで得たファン理解を商品、イベント、企業ブランドへ展開し、SSUGの顧客案件を単発広報から長期的なIP・ブランド運営へ広げられれば、双方の既存売上を横につなげられる。ただし権利元との契約、在庫、流行変動、海外物流が増えるため、規模拡大が利益率向上へ直結するとは限らない。
もう一つの柱はAI・DXとコーポレート機能だ。提案資料、メディア分析、顧客・販売データ、セキュリティ、共通システムへアカツキ人材を投入すれば、SSUGの属人的な企画力を再利用可能な業務資産へ変えられる可能性がある。反面、PR会社の価値は文脈判断、人間関係、現場対応にも依存する。ゲーム会社型の数値管理やシステム統一を急ぐと、SSUGの自律性と顧客対応を傷つけるため、共同代表制が意思決定の補完になるか停滞要因になるかを検証すべきである。
1,320円は直前終値に24.88%、中期平均には約38~45%のプレミアムで、初回1,200円から120円引き上げられた。しかしEYSCのDCF1,313~1,933円では下限をわずか7円上回るだけで、中央値1,623円を303円下回る。市場株価法と類似会社比準法の上限は超えるものの、成長計画を織り込む評価では低位にある。双方がフェアネス・オピニオンを取得していないことも踏まえると、現金化の確実性はあるが、統合シナジーの一般株主への配分が十分だったかには検討余地が残る。
一般株主はTOBまたは株式併合の端数処理で1株1,320円を受け取る。NFは1,149,120株を同価格で売る一方、4,322,880株を残し、将来はアカツキ株へ交換して統合後の上昇・下落を負う。交換比率は1,320円を基礎とするが、アカツキ平均株価と希薄化上限の協議に左右され、7月18日時点では確定していない。この非対称性は経営継続の動機を作る反面、現金退出する株主と創業者側で将来価値への参加機会が異なるため、独立委員会と交渉過程の評価が重要になる。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は3件、確認日は2026-07-18です。
開始種別開始
案件区分tob
スケジュール終了
応募期間2026-05-14 - 2026-06-24
イベント数2
上場・手続き上場廃止見込み
100株損益27,300円
3か月プレミアム+38.36%