大和証券
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TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は3,024円です。公表前の実測終値は未確認で、2,680円は3か月平均プレミアムからの逆算推計値のため主要条件には使用しません。
プレミアムは+12.84%で、分類は標準的プレミアムです。
公開買付期間は2026/02/09 - 2026/03/10、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2026-03-11の「マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」です。
ユタカ技研の案件は、マザーサンが少数株主を現金化して本田技研工業から支配を引き継ぐ一方、本田との資本・取引関係を19%残す二者再編である。TOBだけを見るとマザーサンの取得は9.51%にとどまるが、株式併合と本田保有株の自己株式取得まで進めて81対19にするのが取引の完成形だった。
f016-transaction 確認済み Motherson Global Investments B.V.は、本田技研工業が保有する10,322,000株、69.66%を不応募株式として残し、それ以外のユタカ技研株式を公開買付けと株式併合で取得する取引を実施した。後続の自己株式取得後は、公開買付者81.00%、本田技研工業19.00%の議決権構成とする計画だった。
f016-terms 確認済み 公開買付価格は1株3,024円、期間は2026年2月9日から3月10日までの20営業日で、買付予定数は4,496,051株だった。買付予定数の下限と上限はいずれも設定されなかった。
f016-tax-structure 確認済み 本田技研工業はTOBへ応募せず、株式併合後にユタカ技研が同社株式の一部を自己株式取得する設計とされた。併合前換算の自己株式取得価格は1株1,470円で、本田技研工業の税引後手取額が3,024円で全株応募した場合以下となるよう検討され、一般株主向け価格を高める構造と説明された。
f016-price-context 確認済み 3,024円は、取引を最初に公表する前営業日である2025年8月28日の終値2,843円を6.37%、1か月平均2,756円を9.72%、3か月平均2,680円を12.84%、6か月平均2,448円を23.53%上回った。プルータスの市場株価法は2,448~2,843円、DCF法は2,445~3,228円だった。
f016-book-value 確認済み 3,024円は2025年6月末の1株当たり簿価純資産6,817円を55.64%下回った。対象会社は、海外8か国10拠点、棚卸資産・設備・工場不動産、4,726人の従業員を抱えるため、清算時に簿価がそのまま換価されるわけではないと説明した。
f016-strategy 確認済み 企業価値向上策として、マザーサンの44か国・400超拠点の顧客網を用いた欧州などでの新規顧客開拓、内燃機関需要が残る新興国への展開、自動車以外の航空宇宙・家電・ヘルスケア領域への多角化、電動化部品の開発と調達・生産効率化が示された。
f016-regulatory 確認済み 公開買付け開始の前提だった競争法等の手続は、中国で2025年12月23日、ブラジルで12月31日、メキシコで2026年1月9日、日本で1月16日、米国で1月29日までに完了し、1月30日に開始条件の充足が公表された。
f016-result 確認済み 1,408,867株が応募し、下限がなかったため全数が買い付けられた。決済開始日は2026年3月17日で、買付後所有割合は公開買付者9.51%、不応募の本田技研工業69.66%となった。
f016-followup 確認済み 4月16日の取締役会は1,290,250株を1株にする株式併合を付議した。予定では最終売買日が2026年6月9日、上場廃止日が6月10日、併合効力発生日が6月12日で、端数株主には原則として1株3,024円相当を交付する。
ユタカ技研は内燃機関系の駆動・排気部品を基盤とするため、電動化に伴う既存需要の縮小と、新しい製品・顧客を増やす投資を同時に迫られていた。提案された打ち手は、マザーサンの広い営業・生産網を使い、欧州と新興国、自動車外用途、電動化部品を横断して売上源を組み替えるものだった。単なる上場コスト削減より、ホンダ系列部品会社の顧客ポートフォリオを変えることが主題である。
開始が2026年2月までずれたのは、2025年8月に経済条件が固まった後、中国、ブラジル、メキシコ、日本、米国の手続を待ったためである。この時間差により、開始直前株価と当初公表前株価のどちらを基準にするかで見かけのプレミアムが変わる。価格交渉の評価には、情報が市場へ入る前の2025年8月28日を使う必要がある。
本田が全株をTOBへ出す通常の売却ではなく、1,470円の自己株式取得を後段に置いたことで、法人株主の税務差を利用し、一般株主向け3,024円へ予算を振り向けた。これは同じ会社の株式に異なる現金化経路を設ける複雑な設計だが、少数株主価格を押し上げつつ本田を19%株主として残すという二つの目的に整合する。
マザーサン側にとっては、ホンダ向け供給を急に切らずに支配権を得て、海外顧客や非自動車分野へ転換する時間を確保できる。本田側も主要顧客としての関係と19%の経済持分を維持する。ただし、81対19の比率はTOB決済だけでは成立せず、株式併合、資金提供、自己株式取得という後続工程の履行が前提だった。
公式の未影響価格で見ると3,024円は直前終値比6.37%、3か月平均比12.84%で、第三者買収としては厚い上乗せではない。一方、市場株価法の上限を超え、DCFレンジ内にあり、フェアネス・オピニオンも取得された。簿価純資産6,817円との差は大きいが、世界各地の工場や従業員を清算した純額ではないため、その55.64%ディスカウントをそのまま価値毀損額とみなすのも適切ではない。
一般株主には3,024円の現金退出が提示され、応募しなくても株式併合の端数処理で原則同額を受け取る設計だった。ただし下限がないため、少数株主の賛同が少なくてもTOB自体は成立する。実際の応募は1,408,867株で、買付者と本田の合計でもTOB直後は79.17%だった。成立表示は価格への広範な支持ではなく、数量条件を置かなかったことの結果として読むべきである。
公開買付けは予定どおり3月10日に終わり、応募株式は全数取得されたので、第一段階は完了した。ただし結果時点の9.51%取得だけではマザーサンによる連結子会社化は完成していない。4月16日に1,290,250対1の併合と6月10日の上場廃止が提案され、その後に本田保有分の自己株式取得を行って81対19へ調整する。本件の成否はTOBの応募率ではなく、この一連の資本再編が予定どおり閉じるかで評価すべきである。
一次資料は価格、契約構造、競争法手続、TOB結果、株式併合予定まで確認できるが、自己株式取得の実行完了、81対19への最終調整、非公開化後の顧客別売上や新規受注はまだ示していない。戦略成果を検証するには、併合後の株主構成、取得資金の実行額、ホンダ依存度と非自動車売上の推移が必要である。
ユタカ技研は内燃機関系の駆動・排気部品を基盤とするため、電動化に伴う既存需要の縮小と、新しい製品・顧客を増やす投資を同時に迫られていた。提案された打ち手は、マザーサンの広い営業・生産網を使い、欧州と新興国、自動車外用途、電動化部品を横断して売上源を組み替えるものだった。単なる上場コスト削減より、ホンダ系列部品会社の顧客ポートフォリオを変えることが主題である。
開始が2026年2月までずれたのは、2025年8月に経済条件が固まった後、中国、ブラジル、メキシコ、日本、米国の手続を待ったためである。この時間差により、開始直前株価と当初公表前株価のどちらを基準にするかで見かけのプレミアムが変わる。価格交渉の評価には、情報が市場へ入る前の2025年8月28日を使う必要がある。
本田が全株をTOBへ出す通常の売却ではなく、1,470円の自己株式取得を後段に置いたことで、法人株主の税務差を利用し、一般株主向け3,024円へ予算を振り向けた。これは同じ会社の株式に異なる現金化経路を設ける複雑な設計だが、少数株主価格を押し上げつつ本田を19%株主として残すという二つの目的に整合する。
マザーサン側にとっては、ホンダ向け供給を急に切らずに支配権を得て、海外顧客や非自動車分野へ転換する時間を確保できる。本田側も主要顧客としての関係と19%の経済持分を維持する。ただし、81対19の比率はTOB決済だけでは成立せず、株式併合、資金提供、自己株式取得という後続工程の履行が前提だった。
公式の未影響価格で見ると3,024円は直前終値比6.37%、3か月平均比12.84%で、第三者買収としては厚い上乗せではない。一方、市場株価法の上限を超え、DCFレンジ内にあり、フェアネス・オピニオンも取得された。簿価純資産6,817円との差は大きいが、世界各地の工場や従業員を清算した純額ではないため、その55.64%ディスカウントをそのまま価値毀損額とみなすのも適切ではない。
一般株主には3,024円の現金退出が提示され、応募しなくても株式併合の端数処理で原則同額を受け取る設計だった。ただし下限がないため、少数株主の賛同が少なくてもTOB自体は成立する。実際の応募は1,408,867株で、買付者と本田の合計でもTOB直後は79.17%だった。成立表示は価格への広範な支持ではなく、数量条件を置かなかったことの結果として読むべきである。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は5件、確認日は2026-07-18です。
開始種別開始
案件区分tob
スケジュール終了
応募期間2026-02-09 - 2026-03-10
イベント数2
上場・手続き上場廃止見込み
100株損益34,400円
3か月プレミアム+12.84%