実務
TOBの応募期限に間に合わない場合に確認すること
応募期限を過ぎると、原則としてそのTOBへ新たに応募できません。ただし、期間延長、市場売却、上場維持、スクイーズアウトなど、その後の選択肢は案件によって異なります。
判断を支える3つの確認軸
- 1
最新の公開買付期間と証券会社の締切時刻を確認する
- 2
市場売却できる期間と価格差を確認する
- 3
成立後の上場維持・上場廃止手続きを確認する
まず正式な受付締切を確認する
公開買付期間の最終日と、証券会社の応募受付締切が同じとは限りません。オンライン受付、店頭、郵送で締切時刻が違う場合もあります。
価格変更や訂正届出書の提出に伴い、公開買付期間が延長されることがあります。古い案内ではなく、最新の届出書と証券会社の表示を確認します。
上場中なら市場売却できるか確認する
市場で取引できる期間が残っていれば、市場売却という選択肢があります。TOB価格との差、流動性、値幅、売買手数料、受渡日を確認します。
監理銘柄に指定されても、直ちに上場廃止になるとは限りません。ただし、上場廃止が近づくと流動性や価格が大きく変わることがあります。
成立後の処理を対象会社資料で確認する
完全子会社化を予定する案件では、TOB成立後に株式売渡請求や株式併合が行われ、残った株式が金銭化される場合があります。支払時期や税務はTOB応募と異なることがあります。
上場維持型や部分買付けでは、そのまま株主として残る場合があります。応募できなかったからといって、すべての案件で同じ処理になるわけではありません。
関連ページ・確認先
このガイドは公開情報の読み方を整理するもので、投資助言や売買推奨ではありません。個別案件は必ず公開買付届出書、意見表明報告書、TDnet、EDINET、各社IRで確認してください。