条件メモ
買付価格は5,000円、比較基準株価は2,750円です。
プレミアムは+81.82%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2017-03-17 - 2017-05-22、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2017-05-23の「ソレキア株式会社株券に対する公開買付報告書」です。
買付価格は5,000円、比較基準株価は2,750円です。
プレミアムは+81.82%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2017-03-17 - 2017-05-22、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2017-05-23の「ソレキア株式会社株券に対する公開買付報告書」です。
富士通によるソレキア案件2017_103は、長年の取引先を完全子会社化するために3,500円で参入し、競合する佐々木ベジ案件2017_112に応じて5,000円まで上げたものの、下限に届かず取得ゼロで終わったTOBである。相手方のTOBは成立しているため、価格改定と応募結果を相互に混同してはならない。
f103-purpose 確認済み 富士通は先行する佐々木ベジのTOB(案件2017_112)への対抗策として、ソレキアを完全子会社化する下限付きTOBを開始した。
f103-initial 確認済み 当初価格3,500円は公表前営業日2017年3月15日終値2,750円に27.27%、3か月平均2,329円に50.28%のプレミアムだった。
f103-bidding 確認済み 佐々木ベジ側の値上げを受け、富士通は3,500円から4,000円、さらに2017年4月5日に5,000円へ引き上げた。
f103-price 確認済み 最終価格5,000円を当初公表時終値2,750円と比べると81.82%、同3か月平均2,329円と比べると114.68%のプレミアムに相当する。
f103-terms 確認済み 最終公開買付期間は2017年3月17日から5月22日までの43営業日で、買付予定数の下限は445,924株だった。
f103-result 確認済み 応募357,765株が下限445,924株に届かなかったため、富士通は応募株式を一切取得せず、買付後所有割合は既保有分の2.77%にとどまった。
富士通とソレキアには約60年の販売・技術連携があり、富士通はデジタル事業で顧客基盤と技術者を相互利用する構想を示した。先行TOBへの防衛だけでなく、完全子会社化によって迅速な意思決定と上場維持費用削減を狙う事業上の理由も提示されていた。
富士通側には全株取得後の非公開化という明確な終点があり、下限は非応募合意株と合わせて議決権3分の2を確保する水準に置かれた。上限付きで影響力確保を目指した佐々木ベジ側とは、同じ対象株でも成立判定の論理が異なる。
富士通は先行価格3,700円に対して4,000円、次の4,500円に対して5,000円を提示したが、その後の5,300円と5,450円には追随しなかった。完全子会社化に必要な株数と買収総額を考え、価格競争の上限を5,000円に置いた意思決定と推測できる。
応募は下限より88,159株少なく、条件未達により一株も買えなかった。357,765株という応募需要自体は小さくないが、全部取得かゼロかの条件では部分的な成果として残せず、法的な結果は明確な不成立である。
最終5,000円のプレミアムは当初公表時終値2,750円比81.82%、3か月平均2,329円比114.68%である。これは富士通参入前の市場評価に対して十分大きいが、競合最終価格5,450円には8.26%届かない。平時株価への上乗せと同時点の代替提案との相対差を分けて評価する必要がある。
株主にとって富士通案は完全子会社化による確実な退出を目指す提案だったが、より高い佐々木ベジ案が存在したため応募配分が割れた。富士通へ応募した株主も不成立により株式が返還され、5,000円での換金は実現しなかった点が重要である。
富士通は価格を約43%引き上げても下限を確保できず、完全子会社化目的は達成されなかった。競争によってソレキア株主の提示価格を押し上げた効果はあるが、それは案件2017_103の取得成功を意味しない。結果評価は不成立・取得なしとするのが法的にも経済的にも正確である。
公開資料は最終応募総数を示すだけで、価格改定ごとの応募移動、株主が二つのTOBを選んだ理由、富士通が5,000円超へ追随しなかった内部評価額は開示していない。
富士通とソレキアには約60年の販売・技術連携があり、富士通はデジタル事業で顧客基盤と技術者を相互利用する構想を示した。先行TOBへの防衛だけでなく、完全子会社化によって迅速な意思決定と上場維持費用削減を狙う事業上の理由も提示されていた。
富士通側には全株取得後の非公開化という明確な終点があり、下限は非応募合意株と合わせて議決権3分の2を確保する水準に置かれた。上限付きで影響力確保を目指した佐々木ベジ側とは、同じ対象株でも成立判定の論理が異なる。
富士通は先行価格3,700円に対して4,000円、次の4,500円に対して5,000円を提示したが、その後の5,300円と5,450円には追随しなかった。完全子会社化に必要な株数と買収総額を考え、価格競争の上限を5,000円に置いた意思決定と推測できる。
応募は下限より88,159株少なく、条件未達により一株も買えなかった。357,765株という応募需要自体は小さくないが、全部取得かゼロかの条件では部分的な成果として残せず、法的な結果は明確な不成立である。
最終5,000円のプレミアムは当初公表時終値2,750円比81.82%、3か月平均2,329円比114.68%である。これは富士通参入前の市場評価に対して十分大きいが、競合最終価格5,450円には8.26%届かない。平時株価への上乗せと同時点の代替提案との相対差を分けて評価する必要がある。
株主にとって富士通案は完全子会社化による確実な退出を目指す提案だったが、より高い佐々木ベジ案が存在したため応募配分が割れた。富士通へ応募した株主も不成立により株式が返還され、5,000円での換金は実現しなかった点が重要である。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は4件、確認日は2026-07-16です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール終了
応募期間2017-03-17 - 2017-05-22
イベント数6
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム+114.68%