検証済みTOB事例

新日本無線のTOB・MBO事例:日清紡(2005-11-09公表・2005年収録)

新日本無線への880円TOBは、日清紡が19,756,000株を取得し、持分を2.14%から52.63%へ高めた支配権取得である。半期報告書の取得資金には、株式数と価格の単純積を上回る128,000千円が含まれる。

主要条件

対象会社 新日本無線 6911
買付者 日清紡 新日本無線←日清紡
TOB価格 880円 比較基準株価: 735円
プレミアム +19.73% 2005-11-08終値に対する市場データ補完(基準日: 2005-11-09)
公開買付期間 2005-11-09 - 2005-12-08 代理人不掲載
最終進捗 開始確認(結果未掲載) 2005-12-08 / 日清紡、新日本無線への公開買付期間を確認

TOB応募の確認事項

案件の読み方

条件メモ

買付価格は880円、比較基準株価は735円です。

プレミアムは+19.73%で、分類は標準的プレミアムです。

公開買付期間は2005-11-09 - 2005-12-08、進行状況は資料準拠として整理しています。

最終進捗は開始確認(結果未掲載)、最終イベントは2005-12-08の「日清紡、新日本無線への公開買付期間を確認」です。

確認ポイント

  • 開始確認のみの案件は、結果公表、訂正届出書、決済開始日、成立後の保有割合を追加資料で確認する。
  • 新日本無線と日清紡の資本関係、応募契約、買付予定数の下限・上限、成立後の上場維持または非公開化方針を確認する。
  • 最終判断では速報だけでなく、対象会社の意見表明、公開買付届出書、訂正届出書、結果公表を確認する。

一次資料に基づく案件別分析

結論

新日本無線への880円TOBは、日清紡が19,756,000株を取得し、持分を2.14%から52.63%へ高めた支配権取得である。半期報告書の取得資金には、株式数と価格の単純積を上回る128,000千円が含まれる。

確認した事実

  1. f-rakuten-44-1 条件付き確認 日清紡の半期報告書は、新日本無線株式の公開買付価格を1株880円と記載する。

  2. f-rakuten-44-2 条件付き確認 楽天証券一覧が示す買付期間は2005年11月9日から12月8日までである。

  3. f-rakuten-44-3 条件付き確認 日清紡は公開買付けで19,756,000株を取得した。

  4. f-rakuten-44-4 条件付き確認 半期報告書が記載する取得に要した資金は17,513,280千円だった。

  5. f-rakuten-44-5 条件付き確認 日清紡の保有は買付前837,000株・2.14%から20,593,000株・52.63%へ上昇した。

  6. f-rakuten-44-6 条件付き確認 19,756,000株に買付価格880円を乗じた株式対価17,385,280千円は、報告書の『取得に要した資金』より128,000千円少ない。

背景

日清紡は買付前837,000株・2.14%から、買付後20,593,000株・52.63%へ移行した。少数持分への追加投資ではなく、過半数支配の取得である。

取得株数と880円の積は17,385,280千円だが、報告書の取得資金は17,513,280千円である。手数料等の内訳を確認できないため、両数値を同じ『買付代金』として混同しない。

なぜこの取引が選ばれたか

買付者の具体的な買付目的、共同開発計画、コスト効果は開始原本を未収集のため、半期報告の取得事実からは確定しない。

52.63%への到達は経営支配の取得を示す。一方、対象会社の賛同理由や価格算定はこの資料群から確認できない。

プレミアムの読み方

880円の公表前市場価格比、算定レンジ、対象意見は未収集である。半期報告の取得実績だけから価格の公正性は判定できない。

少数株主の論点

日清紡の取得後52.63%では非応募株主が残る。上場維持方針、関連当事者取引、流動性への保護を開始・意見資料で確認する必要がある。

結果の評価

公式半期報告で19,756,000株と52.63%を確認でき、日清紡側の支配獲得は成立した。長期の事業成果はこの取得実績とは別に、後続決算と少数株主への開示で検証する必要がある。

確認できない点・限界

当事者の法定資料で価格、取得株数、取得資金、取得後52.63%を確認したが、期間は楽天証券の一覧に依存し、開始資料、対象会社の意見表明、単独の結果通知は未収集である。取得資金と株式対価の128,000千円差の内訳も確認できないため、手数料等を推測で割り当てず、報告書の表記をそのまま保持した。応募数や按分の有無も断定していない。880円の価格形成と競合提案への対応を評価するには、対象会社側の賛同理由や第三者算定資料を追加で確認する必要がある。

このTOBの位置づけ

案件タイプ

日清紡は買付前837,000株・2.14%から、買付後20,593,000株・52.63%へ移行した。少数持分への追加投資ではなく、過半数支配の取得である。

取得株数と880円の積は17,385,280千円だが、報告書の取得資金は17,513,280千円である。手数料等の内訳を確認できないため、両数値を同じ『買付代金』として混同しない。

読みどころ

買付者の具体的な買付目的、共同開発計画、コスト効果は開始原本を未収集のため、半期報告の取得事実からは確定しない。

52.63%への到達は経営支配の取得を示す。一方、対象会社の賛同理由や価格算定はこの資料群から確認できない。

880円の公表前市場価格比、算定レンジ、対象意見は未収集である。半期報告の取得実績だけから価格の公正性は判定できない。

日清紡の取得後52.63%では非応募株主が残る。上場維持方針、関連当事者取引、流動性への保護を開始・意見資料で確認する必要がある。

会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は1件、確認日は2026-07-19です。

条件と進捗

開始種別開始

案件区分TOB

スケジュール資料準拠

応募期間2005-11-09 - 2005-12-08

イベント数1

上場・手続き上場方針不掲載

100株損益不掲載

3か月プレミアム+19.73%