大和証券
この証券会社で利用できる口座と応募方法を公式サイトで確認できます。
TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
この証券会社で利用できる口座と応募方法を公式サイトで確認できます。
買付価格は530円、比較基準株価は396円です。
プレミアムは+33.80%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2002-09-18 - 2002-10-10、進行状況は資料準拠として整理しています。
最終進捗は実施(全株取得目的。会社分割により大阪酸素工業との事業統合を予定し、日本エア・リキードは上場廃止の可能性あり)、最終イベントは2002-09-04の「仏エア・リキードが日本エア・リキード株式を1株530円で公開買付けへ」です。
日本エア・リキードへの提案は、すでに3分の2超を持つ親会社が残余持分を現金で集約し、日本の産業ガス事業再編を進めようとした取引である。530円という条件と全株取得の意思は確認できる一方、最終応募の姿は別に留保する必要がある。
f-air-1 条件付き確認 Air Liquideは日本エア・リキードの残存株式を対象に公開買付けを行うと2002年9月4日に公表した。
f-air-2 条件付き確認 買付期間は2002年9月18日から10月10日までで、買付価格は普通株式1株につき530円だった。
f-air-3 条件付き確認 発表時の買付者保有は84,526,651株、67.66%で、残る40,409,349株の取得が対象とされた。
f-air-4 条件付き確認 公開買付けは全株取得を目標とし、報道された買付総額は約214億円だった。
f-air-5 確認済み Air Liquideの後年資料は、2003年に大阪酸素工業との産業・医療ガス事業を統合しJapan Air Gasesを設立したと記録する。
f-air-6 確認済み Air Liquideは2006年12月、既に55%を保有して経営を支配していたJapan Air Gasesの残る45%の株式を取得し、完全子会社にした。
f-air-7 確認済み Air Liquideは1907年に日本で事業を始め、大阪近郊の桜島に最初の空気分離装置を設置した。
f-air-8 確認済み 同社は1910年に日本酸素アセチレン事業会社を設け、1930年に後の日本エア・リキードとなる帝國酸素を設立した。
f-air-9 確認済み 2003年に設立されたJapan Air Gasesでは、Air Liquideが55%を保有し経営を支配していた。
f-air-10 確認済み 日本エア・リキードの公式沿革は、2007年に日本エア・リキードとJapan Air Gasesが統合し、新生日本エア・リキードが発足したと記録している。
開始時点でAir Liquideは日本エア・リキードの経営支配をすでに確保していた。したがって本件は競争入札で経営権を奪う場面ではなく、残存少数株主との資本関係を整理し、再編を実行しやすくする親子上場解消型の性格が強い。
翌年に記録された大阪酸素工業との事業統合は、国内の供給網、顧客基盤、設備運営をまとめる産業上の方向を示す。ただしJapan Air Gasesの設立は公開買付け後に行われた別の組織行為で、応募結果そのものではない。
産業ガスは製造設備、充填拠点、配送網への固定投資が大きく、地域で重複する機能を一体運営できれば稼働率や物流効率を改善しやすい。株主構成を簡素化することは、会社分割や事業移管を伴う統合の意思決定を速める効果を持ち得る。
一方で、2006年に残る45%を取得したという沿革は、2002年の買付けだけで後の事業体まで完全所有になったと読む危険を示す。対象会社株式の取得と、統合先法人の持分取得は法的対象も時点も異なるため、連続する再編を一取引へ圧縮できない。
530円は同時代報道で確認できるが、公表直前終値や平均株価は今回確認した本文に記載されておらず、上乗せ率は再現できない。残余約4,041万株に同一価格を提示した現金退出条件として評価するのが堅実である。
少数株主にとっては、支配株主が67.66%を握る銘柄でまとまった数量を売却できる機会だった。応募しない選択には将来の事業統合への参加余地がある反面、流動性低下や上場廃止、親会社主導の再編条件を受け入れるリスクが伴うため、価格だけでなく出口の確実性が重要になる。
後年の公式史から、2003年のJapan Air Gases設立、2006年の残る45%取得、2007年の日本エア・リキードとの統合まで実行されたことは分かる。一方、2002年TOBの応募株数、取得株数、取得後比率は確認できない。戦略上の再編が進んだことと、公開買付けが全株取得目標を達成したことを分け、後者は未確定と評価する。
開始条件はBloombergの同時代報道に依存し、当事者の開始公告と結果通知を収集できていない。大阪酸素工業との統合や2006年の残持分取得から2002年の成否を逆算せず、公表前株価、応募数、実取得数、決済日、上場廃止時期を断定していない。
開始時点でAir Liquideは日本エア・リキードの経営支配をすでに確保していた。したがって本件は競争入札で経営権を奪う場面ではなく、残存少数株主との資本関係を整理し、再編を実行しやすくする親子上場解消型の性格が強い。
翌年に記録された大阪酸素工業との事業統合は、国内の供給網、顧客基盤、設備運営をまとめる産業上の方向を示す。ただしJapan Air Gasesの設立は公開買付け後に行われた別の組織行為で、応募結果そのものではない。
産業ガスは製造設備、充填拠点、配送網への固定投資が大きく、地域で重複する機能を一体運営できれば稼働率や物流効率を改善しやすい。株主構成を簡素化することは、会社分割や事業移管を伴う統合の意思決定を速める効果を持ち得る。
一方で、2006年に残る45%を取得したという沿革は、2002年の買付けだけで後の事業体まで完全所有になったと読む危険を示す。対象会社株式の取得と、統合先法人の持分取得は法的対象も時点も異なるため、連続する再編を一取引へ圧縮できない。
530円は同時代報道で確認できるが、公表直前終値や平均株価は今回確認した本文に記載されておらず、上乗せ率は再現できない。残余約4,041万株に同一価格を提示した現金退出条件として評価するのが堅実である。
少数株主にとっては、支配株主が67.66%を握る銘柄でまとまった数量を売却できる機会だった。応募しない選択には将来の事業統合への参加余地がある反面、流動性低下や上場廃止、親会社主導の再編条件を受け入れるリスクが伴うため、価格だけでなく出口の確実性が重要になる。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-19です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール資料準拠
応募期間2002-09-18 - 2002-10-10
イベント数1
上場・手続き上場廃止
100株損益不掲載
3か月プレミアム算定不可